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蜂の巣駆除の費用相場は？蜂の種類ごとの費用や料金を抑える方法
夏が近くなり、徐々に気温が上がるにつれて蜂による被害が増加します。
春から秋にかけて蜂は家の軒下などに巣を作り、大きくなれば自力での駆除は不可能です。
一方で蜂駆除専門業者に依頼しようと思っても、相場が分からなければ最適な業者選びができません。
そこで本記事では蜂の巣駆除の費用相場を紹介します。
蜂の種類ごとの費用や料金を抑える方法も紹介するので、ぜひご覧ください。
蜂の種類別に巣を駆除する費用相場を解説
一般的な蜂の巣駆除の相場は、1個につき4,000〜60,000円程度（参考価格）に推移しています。
細かな価格設定は巣の大きさや蜂の種類、巣が作られている場所により異なります。
巣が大きくなるか、作業がしにくい場所での駆除になると通常よりも費用がかかります。
日本では主にアシナガバチやスズメバチ、ミツバチなどの駆除がメインです。
巣の駆除費用の相場を次の表でご確認ください。
| アシナガバチ | 4,000〜12,000円 |
| スズメバチ類 | 15,000〜60,000円 |
| オオスズメバチ | 20,000円～50,000円 |
| ミツバチ | 2,5000〜60,000円 |
以下では、それぞれの蜂の巣駆除にかかる相場を解説します。
アシナガバチの駆除費用
アシナガバチの巣の駆除の相場は、4,000〜12,000円程度（参考価格）です。
アシナガバチは主に木の下や軒下に巣を作ります。巣の大きさも小さめで駆除作業しやすい傾向なため、費用はハチの巣駆除の中では安価です。
ただし、ハチの巣が何度も作られるなら、蜂を駆除後に清掃や予防薬散布などを行ってもらう必要があります。
駆除費用が高めとなるケースもあるでしょう。
アシナガバチはスズメバチに比べれば温厚な性質です。しかし、巣を攻撃すれば襲ってくるうえに毒性もあります。容易に巣には近づかないように注意しましょう。
スズメバチ類の駆除費用
スズメバチの巣の駆除費用の相場は、15,000〜60,000円程度（参考価格）です。
スズメバチは凶暴で攻撃性が強く駆除しにくいため、後から費用が加算されるケースも少なくありません。
特に夏の熱い時期などは活性化して作業に危険が伴うので、料金がかかりがちです。
なお、オオスズメバチを除くスズメバチの駆除費用は、ハチの種類よりも巣を作った場所や巣の大きさで料金が変わります。駆除が難しい場所だったり、ハチがたくさんいる巣であったりするほど、料金は高くなるでしょう。
オオスズメバチの駆除費用
オオスズメバチの駆除にかかる費用の相場は、20,000円～50,000円程度（参考価格）です。
オオスズメバチは、働き蜂が27mm～38mm、オスバチが大きいもので40mm、女王バチが45mm程度にもなる、スズメバチの中で最大の蜂です。
他の蜂に比べて倍の毒性を持ち、より凶暴な性格のため、退治にかかる料金は高めに設定されています。
専門業者でも相手をするのに危険が伴う蜂のため、駆除剤や防護服などの装備があったとしても、個人での撤去はおすすめできません。
オオスズメバチは初夏に巣が大きくなり蜂の数も増えます。そのため、6月下旬以降の駆除は料金が割り増しになるのを覚悟しましょう。
なお、オオスズメバチは、市街よりも山間部の地中に巣を作るケースが多い蜂です。
しかし、民家の屋内に巣を作る可能性もゼロではありません。作業がしにくい場所に大きな巣ができている場合や、巣が複数ある場合は駆除料金は高くなります。
ミツバチの駆除費用
ミツバチの巣の駆除の費用相場は、巣の大きさで価格が大きく異なります。
2,500〜60,000円程度（参考価格）と広範囲で推移することが多いです。
おとなしくて攻撃性が低いですが、ミツバチを捕食しに来たスズメバチを呼び寄せるリスクがあります。
したがって攻撃性の低い蜂だとしても、巣は早めに駆除してもらうのがおすすめです。
なお、ミツバチは屋根裏や高所など作業がしにくい場所に巣を作りがちだといわれています。
場合によっては多額の追加費用がかかるため、見積もりはしっかり確認しましょう。
蜂駆除に役立つ巣の見分け方
蜂の巣は蜂の種類ごとに異なります。
「蜂駆除を依頼したいが、巣を作ったのがどんな蜂かわからない」と悩まないために、ここでは、蜂の種類ごとに巣の特徴を紹介します。
アシナガバチの巣
アシナガバチは直径が15～60cmの巣を作ります。シャワーヘッドのような半円形をしているのが特徴です。
イラストで描かれるハチの巣の形といえば、わかりやすいでしょう。
6角形の巣穴がむき出しになっており、軒下・バルコニーなど風通しのよい場所に巣を作りやすいです。
スズメバチの巣
スズメバチは、白と茶が混じり合ったマーブル模様の巣を作ります。
巣は5～6月頃まではフラスコを逆さにしたような形をしており、7月～10月までは球体型になるのが特徴です。
フラスコ型の巣の時期に駆除すれば、蜂の数も少ないため料金は安価です。
球体型の巣になると、蜂の数も増えて駆除には危険が伴い費用も上がります。
ミツバチの巣
ミツバチの巣は、ハ二カム構造と呼ばれる6角形の巣穴が規則正しく並んだ板状をしています。
蜂が増えると横幅や板の数が増えていき、大きな巣になると横幅や枚数が増えるのが特徴です。
大型の巣は1mを超え、枚数も10枚以上になります。
巣は床下や屋根裏、軒下といった場所に多く作られるのが特徴です。屋根裏や木の穴などの、高くて手ごろな場所に巣を作ることもあります。
ミツバチは巣の中に蜜を溜める習性があるため、別の害虫を呼び寄せたり蜜が家を傷めたりしかねません。
巣を見つけたら、早めに駆除を依頼するのがおすすめです。
その他の蜂の巣
家の近くに巣を作るそのほかの蜂には、クマバチやジガバチがいます。
クマバチは木に穴をあけて丸い巣穴を作る、黒くて大きな蜂です。温厚な性格で単独行動なうえに、攻撃しなければ反撃をしてきません。
しかし、木に穴をあける習性は、非常に厄介です。クマバチが家の建材に巣を作ると、そこからシロアリが侵入する可能性があります。
ジガバチは単独行動で、泥と自分の唾液でツボのような巣を作ります。
細長い胴体と黒い体をもち、ほかののように黄色の部分はありません。危険性は低いため、見つけたら何もせずそっとしておきましょう。
蜂の巣駆除の価格設定を紹介
蜂の巣駆除の費用は、巣の状況次第で価格設定が変動します。駆除費用を変動させる要素は、以下の通りです。
- ・巣ができている場所
- ・巣の数
- ・巣の大きさ
- ・巣を駆除する時期
ここからは、巣の状況による駆除価格の変動要素を詳しく解説します。
巣ができている場所
蜂の巣駆除の費用設定は、巣ができている場所によっても変動します。
前述のように屋根裏や天井裏のような狭い場所や、床下などは怪我する可能性も高いので費用が高くなります。
また狭い場所では蜂からの逃げ場を確保できないので、その分追加料金が加算されるケースも少なくありません。
巣の数
蜂の巣の数によっても、蜂の巣の駆除費用が変動します。
蜂の巣駆除業者が提示する価格は基本的には巣1個の駆除価格です。
駆除する巣の数が増えれば、当然ながら費用も加算されます。
しかし、費用がかかるという理由で巣が複数あるにも関わらず、そのまま残すのは危険です。
したがって事前に蜂の巣の数や状態を確認し、適正な予算を組んで駆除を依頼するのが理想といえます。
巣の大きさ
蜂の巣駆除の費用は、巣の大きさによっても変動します。
10㎝以下の巣であれば基本料金内での駆除が可能なケースもあるでしょう。
しかし、大きさが40cm以上になれば基本料金に追加料金が加算されるケースがほとんどです。
また、蜂の種類によっても追加料金がかかる巣の大きさが異なります。
アシナガバチの巣は、平均して15cmほどなので追加料金がかからない場合も多いです。
一方、スズメバチの巣は10～20cmを境に料金が高くなる傾向にあります。
巣を駆除する時期
巣を駆除する時期によっても、蜂の巣駆除の費用が変動します。
一般的に蜂の活動が最も活性化する7〜12月頃は駆除作業に危険が伴います。したがって蜂の巣駆除作業が困難になり、追加料金が加算されるケースが多いです。
一方で蜂が活性化していない1〜6月の間に作業すれば、スムーズで安全に作業できるので追加料金も発生しません。
蜂の巣駆除の費用を抑える方法は？
蜂の巣駆除には数万円もの費用がかかって家計に大きなマイナスになるので、できるだけ費用を安く抑えて駆除してもらいたいですよね。
そこでここからは、蜂の巣駆除の費用を抑える以下5つの方法を紹介します。
- ・自治体の補助金制度を利用する
- ・地方自治体に駆除を依頼する
- ・早めに駆除する
- ・巣ができやすい場所を定期的にチェックする
- ・コスパに優れた蜂駆除専門業者に依頼する
各ポイントをこれから詳しく解説するため、蜂の巣駆除のコストをかけたくない方は必見です。
自治体の補助金制度を利用する
自治体の補助金制度を利用するのも、蜂の巣駆除の費用を抑える方法の1つです。
地方自治体によっては、「スズメバチ駆除補助金」「スズメバチ駆除助成金」などの支援を設けている場合があります。
支援制度を活用すれば、スズメバチの巣を駆除する際に各自治体からの金銭的な支援を受けることも可能です。
市によっては市内で作られている蜂の巣駆除であれば、駆除費用の一部を市が負担するなどの補助もあります。
しかし、補助金の条件が自治体により異なる点には注意が必要です。詳しい条件は事前に自分が住んでいる地域の役所に問い合わせましょう。
地方自治体に駆除を依頼する
蜂の巣駆除の費用を抑えるためにも、地方自治体に相談するのもおすすめの方法です。
蜂の巣駆除を行う自治体は少数ですが、依頼すれば無料で蜂の巣を駆除してくれます。
具体例として東京都新宿区では、区が蜂の巣駆除業社に蜂の巣駆除を業務委託しているので、市民は駆除時の費用がかかりません。
駆除ができる条件は、自治体によってさまざまです。退治をするときの証拠写真が必要な場合もあるため、条件には気をつけてください。
早めに駆除する
早めに駆除しておくのも、蜂の巣の駆除の費用を抑える方法の1つです。
前述のように蜂の巣はサイズが大きくなるにつれて駆除が大変で、危険も伴う点からサイズに伴って費用も高くなります。したがって10cmメートルの巣であれば、早めに駆除するのがおすすめです。
スズメバチなどの凶暴な蜂もおり、自力での駆除は困難を極めます。
蜂駆除の際は24時間365日で早急な対応が可能な蜂バスタ―をぜひご利用ください。
巣ができやすい場所を定期的にチェックする
蜂は種類によって巣を作りやすい場所が違います。アシナガバチは軒下や木の下、スズメバチは種類によって軒下や建物の隙間、屋根裏、土の中に巣を作ります。
そのため、巣を作りやすい場所を定期的にチェックすると巣の早期発見に効果的です。
特に、春先になって蜂の姿を頻繁に見かけるようになったら、軒下や壁の隙間などを注意深く探してみましょう。
以前巣を作った場所は、特に重点的にチェックしましょう。蜂の巣を駆除する業者に依頼すれば、再発防止の処置を行ってもらえます。
家が里山などに近く、近所に蜂が巣を作る場所が少ない場所にあるといった場合は、蜂の巣が再び作られないように対処しましょう。
コスパに優れた蜂駆除専門業者に依頼する
自治体に駆除を依頼した場合、待機期間が発生する可能性が高いです。
早めに駆除をしないと、巣は日が経つにつれて大きくなり、蜂の数も増えます。
蜂の巣駆除の費用を安く抑えたいなら、コスパに優れた蜂駆除専門業者に依頼しましょう。
現地見積もりをせずに駆除まで低価格を提示している業者は、専門的な知識不足や駆除不足などのケースが多いです。
現地見積もりなどの手数料を含めた、基本料金が安いコスパに優れた蜂駆除専門業者に依頼をしてください。
蜂の巣駆除に関するよくある質問
ここでは、蜂の巣駆除に関する質問に回答します。
- ・小さな蜂の巣でも自分でDIY駆除するのは危険？
- ・蜂の巣の駆除を業者に依頼したいのですが、業者選びのポイントはありますか？
小さな蜂の巣でも自分でDIY駆除するのは危険？
小さな巣でも自分で駆除するのは危険が伴います。
特に、スズメバチは小さい巣でも攻撃性の高い蜂が少数います。不用意に駆除しようとすると後遺症を伴うケガをする恐れもあるでしょう。
よって、蜂の巣の駆除は専門業者に任せるのが理想です。
蜂の巣の駆除を業者に依頼したいのですが、業者選びのポイントはありますか？
簡単に見える巣の除去には、実は専門的な知識と技術が必要です。
便利屋も業務の一環で蜂の巣駆除を行っているケースがありますが、駆除はできても蜂が巣を作らないような予防対策ができない可能性があります。
オオスズメバチのように便利屋では手をこまねく蜂もいるため、業者には必ず蜂駆除のプロを選ぶのがおすすめです。
早めの蜂駆除なら蜂バスターにお任せ！
本記事では蜂の巣駆除の費用相場を紹介し、蜂の種類ごとの費用や料金を抑える方法を紹介しました。
蜂の巣は小さいサイズなら自力で駆除もできますが、スズメバチの巣や10cm以上の巣であれば危険を伴います。
しかし蜂の巣駆除を専門にしている業者は多いので、業者選びも大変です。
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※別途いただく作業料は、蜂の巣駆除作業の内容や現場の状況によって異なります。
※地域によっては出張費が発生する場合もあります。
※蜂の巣の所在が不明の場合には、調査費が発生する場合があります。
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